2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

小沢健二の新曲と新聞広告の幸福感について

小沢健二世代 小沢健二といえば、私の世代の人たちは大好きで、東大でバブリーで、ポップで、この上なく愛し愛された人というイメージで、時代の移り変わりにうんざりして、作詞もしなくなって、そうして日本を飛び出してしまったという感覚だったが、このた…

恋愛と結婚の愛について   ― リルケと「君の名は。」と「逃げ恋」と ―

あれは私の窓。私は今ちょうど うっとりと目がさめたところだ。 なんだか漂っているみたいだった。 どこまでがこのわたしの生身で、 どこからが夜なのだろう。 まわりのものはまだみんな 私自身みたいな気がする。 水晶の奥深くのように透明で、 ほの暗く、…