物質のすべては光
純粋数学には美しいアイデアがぎっしり詰まっている。
物理学のとっておきの音楽は、美しいアイデアと現実(リアリティー)のあわいに、いとも調和した響きで流れている。
そろそろ少し現実(リアリティー)について論ずべきころあいだ。
フランク・ウィルチェック著 吉田三千世訳 『物質のすべては光』
以前からきちんと(でなくてもいくらか)把握しなくてはと感じていた素粒子物理学ですが、買っておいた本もどうも苦手意識から手が出ずに放ったらかしになっていたので、とうとう読み始めました。
すごく読みやすい本なのに、まあ進まないこと!
ニュートリノとニュートリノ振動(スーパーカミオカンデHPより)
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/sk/sk/neutrino.html
「宇宙を構成するすべての物質は、クォークとレプトンという素粒子の仲間から形成されています。例えばクォーク3つからできる陽子1つと、レプトンの仲間である電子1つを組み合わせて水素原子が作られます。」
ここからして、聞いてないよーという感じなので、素粒子物理学というより科学そのものからやり直し感が大きいです。
ということで、しばらくこの素粒子と物質の始まりについての考察を行っていきたいと思っています。