大雨降りの午前中には

 今日は朝からすごい雨で、家でできるだけ好きなことをしようと思ったんだけど、こういう日は掃除と洗濯したらだらだらテレビを見てしまったりします。

 朝の連ドラの後、国際ニュースを見てからチャンネルを何気なく変えていたらジャニーズ・ジュニアの番組をしていて、わりと良い歌を歌っていたのでびっくり。特にA.B.C-Zの「砂のグラス」がいい曲で、こんな歌を歌っていながらCD化はしてもらえないのかぁとびっくり。帰宅した上のに聞くと誰かの曲を歌ってるんじゃないのって言うのだけれど、ほんとにそうなんだろうか・・・。
A.B.C-Z新曲『砂のグラス』歌詞|Dear....

 そのあとうちのものが録画している「グッド・ワイフ2」と「赤と黒」を見てから「ブレードランナー」の見直し。ちょっとテレビの前に居過ぎかな。
 「グッド・ワイフ」は久しぶりに裁判モノ。私はどうも主演女優と夫役が「ER」と「セックス・アンド・ザ・シティ」なので裁判モノには眼がないものの戸惑ってしまいます。
 私の裁判モノの原点は若山富三郎が主演をした「事件」というドラマ。小学生だった私はバリバリの弁護士志望。いやこの番組からかもしれない!小学生が楽しみに見るような番組でなかったし、だれも語り合う友もなかったけれど、熱中して見ていた覚えがあります。原作大岡昇平だし、濃い人間関係や感情、犯した罪と量刑の重さ。すべて見応えがあった印象です。
 スタイリッシュな味のドラマって、いつからみんなが好きになったんだろう。重さを加えると「家政婦のミタ」みたいにパロディに走るほどの重さになるし。事実は本当に残酷で、その中で懸命に生きる人がいる一方で、そういったことを直接的に眼にすることを避ける傾向は、〈自分とは無縁な不幸〉と言うイメージがどこかにあって、〈私の隣の不幸〉だった頃とはきっとテレビドラマの質も違っているのでしょうね。